「人口シミュレーション」ツールを配付することを考えています。

このツールは、「移住してきた方の流出率は○○とする」などの前提を設けながら、何々をすると将来人口はどれだけ増える」かなど、一つ又は幾つもの対策の結果を計算するものです。

多くの地方創生戦略の内容をみると、「それを達成すれば、目標としている人口規模の確保は達成できる」ということにはなってないようですが、このツールを使えばゲーム感覚で前もって簡単に計算できます。

ただ、販売に耐えるものではありません。職人が自分専用の道具を作ったようなものです。気に入ったからといって、販売できるものとは違う…と同じです。また、マニュアルを作るほどの気力はありません。

「人口」については、その知識が急速に普及してきましたが、今の段階では30年近くフィールドワークとして行ってきた私でも、誤解その他を正しながら「健全な危機感」?と、その対応の仕方について触れることも可能なようです。

そこで、参加者がツールをいつか使うことを前提にした人口の相互勉強会、人口からの地域づくり会議、地方創生の検証、そして聴くだけの人もいる少し人数が多くなる講習会で配付するのはどうかと考えています。 そのような集まりに使うツールを残しておくというやり方です。 そして、問い合わせは主催者を通して行ってもらえば、個々の使い方その他の問い合わせも限られるでしょう。

結果として、アプリ代金は必要ないですが、集まりで勉強や講習する謝金はいただくというようにしようかな?…と思っているところです。

決まりましたら掲載します。
興味ある方々は申し出ください。

※地方創生の人口部門の検証も含め、計算だけの依頼は従来どおり行います。ただ、問い合わせなど多くなることを避けるためツールだけの配付はいたしません。

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検証してみませんか? その地方創生総合戦略!

どの地域も地方創生総合戦略を策定していると思います。 そこで、その戦略を構成する施策の数値目標、それらがすべて達成できた場合、地域の人口の将来はどのようになるか検証してみませんか?
※ここでいう検証は、各施策の数値目標と活動結果との差異ではなく、全ての施策の数値目標を達成した場合、目的の一つであった人口が何人になるかを計算することを指します。

その総合戦略が成功すると、どんな地域が約束されるのですか?
多くの戦略は、人口減少が止まったり緩やかになったり増加させるための施策は数多く掲げていますが、では戦略が成功するとどんな地域、どれだけの人口が約束されるというという明示はなされてないことが多いようです。

そこで、若者定着、移住などターゲットとなる対象年齢や人数、実行を開始する年次、そして出生数や出生率、流出入率の変更など、多くの施策の組み合わせを一定の仮定を設けたうえで計算いたします。
入力するための情報整理など作業をお手伝いいただき、私は計算だけに専念させていただければ無料で行います。

内閣府 経済財政諮問会議 専門調査会「選択する未来」委員会では…
・「ある地域を選び、就労し、結婚して家庭を築き子どもを産み育てることは個々人の意思に基づき、個々人の基本的な権利にかかわるものであり、「人口」を施策として取り上げるに際しては、その点を常に念頭においた姿勢が求められる。
・人口が減り続ける社会は、いずれ消失することになり、どのような未来も描くことはできない…としています。

多くの地域では多彩な戦略を練っていますが、消滅回避のハードルをクリアしていない場合が多い…と思います。
今回の戦略が達成されると人口は幾らになるのか、それも確認できないまま進めるのは、計画ではなくて願望にすぎません。
検証しましょう。穴が開き沈みゆく船で、活性化を叫んでいるような虚しさから脱却するために…!

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メールで申し込みいただければ、計算に必要な事項をお知らせします。
メール: g5102277●yahoo.co.jp
※「●」は「@」に変えてください。
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※以上の計算結果については、担当者が自らの業務を多様な切り口から気軽に検証・確認するレベルの情報としていただき、会議提出などキチンとしたものは専門家に要請ください。

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その施策をすると、どれだけ人口減少が止まるか計算します。

「まち・ひと・仕事創生本部」の「「地方人口ビジョン」及び「地方版総合戦略」の策定に向けた人口動向分析・将来人口推計について」をみると、次のファイルのように「人口減少を止める」ための数値目標をたてる流れになっているようです。
地方人口ビジョン-参考資料2

そこで、貴地区で考えた施策で将来人口はどう変化するかの計算、幾つかの施策結果で人口減少は止まるかの計算、逆に人口減少を止めるための施策規模を予め知るための計算をいたします。

あまり忙しくなると困りますが、当面は無料で行いたいと思っています。
何年から何歳の男女が何人づつ移住すると将来人口は、どう推移して何人になるかは比較的容易にできるでしょう。しかし、それらの対策が複数あったり、思う結果がでないので何通りも何回もしたいとなるとかなりの労力が必要です。これを支援したいというものです。

ただ、これはビジョン策定にあたり、前もって「どれ位のことを行えば人口減少が止まるか」を知っておくと施策づくりに便利と考え、そのお手伝いをしようというものです。したがって、貴地域のビジョンに掲載する本格的な計算は、自ら行ったり又は人口の専門家に委託していただきたいと思っています。

希望される方は、次の図表と同じ「人口シミュレーション入力用紙」が下欄にありますので数値を入れてメールで送ってください。 市町村の方はもちろん、古里の人口減少に関心のある方でしたら誰でも結構です。
nyuuryokuyousi

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人口シミュレーション入力用紙

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留意点
・変動値となる「生残率、出生率、移動率」は、社人研の「日本の地域別将来推計人口(平成25(2013)年3月推計の2010年-2015年」データを使用します。
※データを提供いただければ、それに基づく計算をいたします。ただし、社人研データは、2015年から移動率が大幅に改善されるようになっています。そうはならないとしたのが、いわゆる消滅可能性都市の考えでもあるでしょう。使用する場合は、ここでだけ従前のものを使用するなど考慮ください。

・将来の生残率、出生率、移動率は、まず今の状況を将来に伸ばして計算しておき、それに対して必要な挽回策を練り数値化することがよいと考えています。
・確実な変化があれば別ですが、変動値を予測して行うと、対策に関係なく人口減少が緩やかになったり、逆に減少が進むことになります。このため、結果を基に差異分析し改善策に結び付けるときに苦労します。
・そこで、まず今の流れに対して施策効果となる数値目標を設け、その達成だけを考える方が、結果の差異分析を容易にし、改善策も容易に練ることができるでしょう。
・まずもって地域の人口再生の目安や必要規模を知るには、以上で十分と思っています。
メール: g5102277●yahoo.co.jp
※「●」は「@」に変えてください

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あなたの古里の人口再生をシミュレーションします。 ~新潟日報で紹介された資料提供の内容~

スキャン_20140809半世紀にもわたり人口減少が続いている地域もあるでしょう。そのような地域では、何とかして人口減少を止めようと必死な努力をしています。しかし、専門家や専門機関の発表を「予言書」のように受け、何をどれ位の規模で行うと人口減少は止まるのか…? それを明らかに数値化して取り組んでいるところは少ない状況です。「政策による人口積み上げ」が必要なのですが、人口は専門家任せの面があり中々難しいのです。

そこで、何をどれ位の規模で行えば人口は横ばいになるか…そんな再生シミュレーションを資料として提供します。 次のサンプル資料程度であれば無料です。
>> サンプル資料
※サンプル同様、エクセルファイルで提供します。
※国立社会保障・人口問題研究所が将来人口推計をするために予測している「生残率」「移動率」「出生率」の2010-2015年を使用します。(使用数値もファイルに入れてあります)
※手法はコーホート要因法です。

この資料は、再生シミュレーションをするにあたり、地域の傾向を知るために、現状はどうなのか、再生へのハードルはどれ位なのか…?  まず、この概要を知るために計算している部分です。長年にわたり、現場の職人が自分専用の道具を作るイメージで制作してきたものです。いろいろな前提を設けたり、少し極端な私独自のやり方を行う箇所もあります。次のサイトもご覧いただき、それらを了解していただく場合の申し出とさせてください。
>> このサイトの共通事項の説明

上記で提供する資料は、経営で言えば企業概要を知るための予備診断書のようなものです。
これを基に、地域独自の「移動率」「出生率」で計算したかったり、次の記事「実施できる人口のシミュレーション例」で示したような再生のためのシミュレーションを行いたい場合があるでしょう。 そのような場合も、ご希望があれば申し出てください。これも基本的には無料ですが、二日間もかかるものや収入を伴うところで活用する場合は、”頑張りのきかない老体にムチ打ちながら行うための刺激”(笑)として、コンビニのアルバイト程度の金額をいただくときもあります。この場合は、予め連絡いたします。

メールで申し込みいただき、その返信の形で資料を送付します。
メール: g5102277●yahoo.co.jp
※「●」は「@」に変えてください。
申込内容:計算したい都道府県名や市町村名。資料の使途(参考資料として…etc)
※福島県などデータがない地域もあります。その場合はメールでお知らせします。

追伸
長年、人口推計や再生シミュレーションをしていると、記事「シミュレーションして気づいたこと」のような多くの気づきがあったり、人口が動き出す場合の感じも身についてきました。そのようなことを聞いたり、その過程で「人口」について理解したい方々がありましたら、会合等への出席を気軽にお申し出ください。
ただし、私は人口の専門家ではなく、ちょうど「人口」を「車両」に例えると、”車の構造は知らないけれど目的があり車を運転したい。でも、運転技法がわからなかったり故障などでストップすることが途上で多々ある。その度に構造を学んできた。” このようにして人口に関わってきた者です。その点についてご承知いただくと共に、人口を本格的に学びたい場合や地域の各種計画に掲載したいなど本格的な計算は人口の専門家に委託ください。

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実施できる人口のシミュレーション例

・地域が消滅するまでの人口計算
・人口減少を止める目安を知る人口計算
・若者全員が地元に定着した場合の人口の計算
・出生率を変化させた場合の人口の計算
・ヒトの流出入を無くした場合の人口の計算
・人口を横ばいにするための計算
——–
・赤ちゃんが●年~●年に○人誕生した(増えた)場合の人口の計算
・I ターンで、●年~●年に○才の男性、○才の女性が○人づつ流入した場合の人口の計算
・定年者の帰郷で、●年~●年に○才夫、○才妻が何組づつ流入した場合の人口の計算
・団地開発などで家族移住があり、●年に夫○才、妻○才(もう子どもは設けない人○人)、女の子○才、男の子○才の家族○組が住んだ場合の人口の計算 
・移民があり、○年から或る年齢構成・男女・人数が移住した場合の人口の計算
・集団で、或る年齢構成・男女・人数が移転する場合の人口の計算
——–
・地域が消滅せず継続できる目安づくりのための人口の計算
・以上の一部または全てを同時に行う場合の人口の計算

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シミュレーションを活用してほしい方

古里を遠く離れ、寂れる古里の行く末を案じる方へ
 きっと、案じていた古里の行く末が具体的な数値でわかります。

古里の人口減少が続く中、事業継続が果たしてできるのか知りたい事業者の方へ
 きっと地域の未来への確信がもてると共に、改めて経営戦略の見直しが必要になってくると思います。

自分の地域づくり活動は活性化への必要条件だが、果たして古里の明るい未来への十分条件になっているか自信がもてない方へ
そうです。地域が元気であることと、古里が継続することとは必ずしも連続していないと思います。きっと、今と未来をつなぐシナリオづくりができます。

人口対策の関係者で、あれをしてもこれをしても思うようにならないと嘆く方へ
 まず、再生できる数値を知り、それにあった「政策による人口の積み上げ」をしてみませんか。切羽詰まった皆様だからこそできる地域継続戦略があると思います。

古里づくりをコーディネートしている方へ
 データを古里づくりのワークショップなどで活用してみてください。今までとは違った切り口からの再生、継続戦略が提案されると思います。

集団移転を検討している方へ
 きっと、新たな集落の行く末を知り、リスクもチャンスも数値でみたうえで継続戦略を練ることができます。

人口減少下の経営について提言しているコンサルタントの方へ
 講演される地域の人口の現状分析と再生要件が30分以内にわかります。きっと、より具体的な講演ができると思います。

現世代の担い手である若手・中堅の方へ 
「人口」の性格上、過去の「因」が今の「果」へ、そして未来の「果」は今の皆様がつくっています。きっと、今までと違った古里の人口に対する見方と責任が生まれると思います。

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当サイトのねらい

 総務庁統計局によれば、2010年国勢調査では全国1728市町村のうち1321市町村で人口は減少とあります。国立社会保障・人口問題研究所によれば、全国市町村の将来人口推計で2040 年の総人口が2010 年よりも多くなる自治体は僅か80箇所とあります。そして、人口の再生力をみる封鎖人口(地域外との流出入なし)で計算すると、再生力がある自治体は僅か44箇所となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「図表」は、国立社会保障・人口問題研究所が、2013年3月公表の「日本の地域別将来推計人口」の市町村編・男女5歳階級別データをグラフ化したものです。人口減少をしている自治体で、2040年には20万人未満になる1,589箇所を抽出して降順に表示してあります。グラフ中、バラつきのある上部は2010年、一本の線となっている下部は2040年の人口です。
 これをみると、過疎地には今、消滅に向かっての一本のレールに乗っているようにみえます。ある地域の人口が減少して40年後に到着する”駅”のプラットホーム、そのプラットホームには先着している地域があり、さらに下方の”駅”に向けて出発する地域があるといった様相です。半世紀にわたり、このような流れが続いています。

当サイトは…
地域再生が成り立つには二つの側面があり…
一つは、ヒトが如何に活動するかという質的側面と…
二つ目は、ヒトが何人いるかという量的作面であり…
このどちらが欠けても、継続できる地域の必要十分条件とはならない…。

当サイトでは…
前項の後者を対象としてし…
地域や経営が今後の戦略を練るにあたり…
地域の継続に焦点をあて…
診断士として経営的な見方をとり…
シミュレーションという切り口で…
地域の行く末や再生へのハードルの高さを数値化し…
人口の専門家が言及していることを現場で”見える化”することで…
“政策による人口積上げ”を含めた対応がしやすくする…このようなサイトです。

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シミュレーションして気づいたこと

人口シミュレーションを習い行ってから既に25年を過ぎました。その過程で、次のような思いがあります。

・人口ピラミッドは地域の履歴書。企業の貸借対照表に似ている。
・人口減少と売上減少は、症状も対応も似ている。再構築が必要なときに販売促進している気がする。
・人口には慣性があり、改善しても数十年は動かない。
・今の人口構造は過去世代に原因があり、将来世代の結果を今の世代がつくっている。
・この結果、これまで人口が増加してきた勢いある地域も減少に転じるところがある。
・次の世代が今の世代の宴の後になる可能性は大変高い。
・多くの人口減少対策は、どれも必要条件だが、すべて行っても十分条件になってない。
・全若者定着、出生率2倍、何事もないように人口減少は続くところが多い。
・何をすれば将来に向かって人口がどう広がるか、その客観的根拠なしで政策を作っている。
・地域づくりと消滅しない地域を結ぶシナリオが殆んど作られてない。
・65歳の私を30歳台の元気がよかった時代に戻すのを再生といっているようだ。
・過疎化は、ヒトとカネが少なくなるのに前のシステムを動かそうとするところに「困りごと」がおきる。
・地域の消滅は案外近い。負の遺産を今日も明日も残していることが多い。
・負の遺産。自分たちの使ったもの自分たちの代で壊さないと後が大変になる。
・彼岸(消滅)から此岸(今)をみることで、最も大切なのは何かがわかる。
・消滅せず継続する地域、基本は再生産できる出生率2.08は絶対目標値だ。
・合計特殊出生率2.08、それは子どもがほしい一定グループでよい。応じた人数で人口は横ばいになることが多い。
・過疎にいわゆる少子化はあるのか? ※今日ではあるようですね。
・どこかで人口減少が止まるという伝説?がある。それはシミュレーションしていると難しい。
・活発な地域づくりの地域。でも傍らで何事もないように人口は消滅に向かっていることが多い。
・孫子の代まで豊かな自然を!…と。 でも、その頃は多くの集落では自然しか残っていない。
・人口減を嘆くからは何もでない、頑張ろう未来は必ず明るくなる..と。必要なのは頑張りから明るい未来が生まれるシナリオだと思う。
・「交流人口」という。しかし、田舎では過重負担になつている若者が多い。交流人口を受ける人達が少なくなっている。
・頑張るのではなくて仕組みをかえるべき。企業ならそうする。
・企業は倒産に近づくと、改善点は幾らもあるが2-3点で7割方解決しないと復原できないステージに着く。地域の多くはそうなっている。
・高齢者が多くなるという。しかし、既にピークを過ぎている地域が多い。
・高齢者が減るのに高齢化率は高くなる。分母の団塊世代が亡くなると、転げるように過疎化は進む。
・彼岸から此岸をみるために消滅又は500年間の計算をする。「見える化」することで今してはならないのが何かがわかる。
・経営で大切なPDCAサイクル。出発点の「計画」では経営を維持存続していくに必要で十分な数値目標が示される。「人口」では殆ど示されているのを見たことがない。
・人口減少を止めるために必要十分条件の数値が示されないから、達成できない場合の差異分析ができない。
・必要で十分な人口減少対策としての計画を作る。再生シミュレーションは、そのやり方の一と思う。
・今は殆どの地域が消滅に向かっている。日本創成会議の消滅可能性都市リストは、その順番の一部を言っているに過ぎない。
・消滅への軌道か、減少は続いても横ばいになる軌道か。それは大きな差、データ固定で500年間計算するとそれがわかる。

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中小企業診断士として「人口」を診ると…

昭和時代の終わりの頃、急に「村おこし」事業を担当することになりました。しかし、地域のことは何も知らない私。当時、中小企業診断士受験の仕上げ期にあったことから、地域を経営視点で診るしかないと決め携わりました。成果を評価する基準を「人口」と定め、現在の人口問題研究所の方から人口推計を学びました。その後、厳しい行く末を挽回する方法を知りたいと机上シミュレーションツールを制作しました。このような経緯から、常に経営であればどうかと置き換えてみる習慣となったわけです。

地域の人口減少は企業の売上減少と症状や対応が似ています。
企業の売上が減少していき更に倒産に近づくと、改善点を上げれば多いが、企業そのものを復元するには2-3点で7割り方解決できるものが必要…こんな時期に入ります。

長年にわたり人口減少が続き、封鎖人口でも減少する人口の再生力が無くなっている地域も同様です。 企業の売上が通常の減少の場合は、目標は減少幅であり販売促進策で挽回します。しかし、主力部門そのものが陳腐化したと判断して再構築に入る場合、もう減少は問題ではありません。新部門を育成して売上を伸ばしていくことに焦点が移ります。

この場合の売上減少は、新たな部門が成長するまで、長期的には既に諦めているが今なお売上の大多数を占める主力部門の減少が響いているだけだからです。新たな部門の伸びと、従来の主力部門の減少が交差するまで減少が続くことを見通しているからです。人口も同様です。

人口の再構築が必要になった多くの地域の人口減少は、前述の企業同様、見かけの減少幅は目標とする数値では既になくなっています。多くを占める高齢者が順に亡くなっている状況です。 必要なのは、企業でいう再構築です。

地域の人口構造(人口ピラミッド)は、企業の履歴書といわれる貸借対照表に似ています。
人口には”慣性”があることから、今の現象は過去世代の結果であり、将来世代の原因を今の世代が積んでいると言えましょう。

長年の無茶な経営で貸借対照表の安定性が崩れるように、長年の人口流出、そして少子化などで容易には復元できないほど人口構造は崩れてきました。この場合、人口の再構築とは、どんなに少なくともよいから、まず出生数を安定化することと考えます。企業の将来の規模が、再構築で取り組んでいる新部門の多寡できまるように、その安定した出生数で決まります。

対策は大人世代に対して行いますが、地域の継続という点では、それらは出生数として引き継がれ、その場合は人数の多少よりも”安定化”が大切であり、それが出来た後、拡大をねらうことになります。

今日、何を行ってもうまくいかないことから、次々と対策を広げアイデア合戦になる傾向にあります。一方で、前述の企業同様”2-3点で7割り方解決”できる方法でないと挽回はできないでしょう。
倒産間際で改善点が多い企業を考えた場合、どの改善も健全企業には必要条件だけれども、まず倒産を回避できる十分条件を探し”選択して集中”することでしょう。汚い?飲食店でも繁盛店はある例です。地域の人口も同様と考えます。

ところが、その十分条件が不明なため、人口対策では、数値目標とできなかったり、あっても根拠の希薄な希望であったり、その数値目標を達成しても人口減少は止められない…こんな場合が多々見られます。 全若者が定着しても、出生率を2.08にしても、何事もないように減少する地域が多い中、さらに低い目標を人口減少対策として行ってはいないでしょうか。

以上のような状況について、人口の上げ下げ、減少を止めるための十分条件など、何をするとどれ位の成果があるかなど、予め机上で予行練習してみませんか。シミュレーションは、”真”は出せません。しかし、何度も行うことで”真”に近づくことはできます。何よりも、その過程で地域の将来、対策の効果などへの確信をもつことができます。

>> 人口減少を止める三つの視点 ~経営視点でみる人口減少対策~

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消滅可能性都市 ~カウントダウン時計の設置~

日本創成会議から消滅可能性都市リストが公表されました。あまりの危機感のなさへの警鐘でもあるでしょう。

そこで、その「消滅の時」を具体的にカウントダウンの形で表示してみました。現在の人口減少が変わらない場合、最後の一人になるまでのカウントダウンです。右サイトの「地域事例~消滅へのカウントダウン時計と再生シミュレーション」がそれです。

もちろんパロディで、そこまで現在の移動率・生残率・出生率を延長することは無理です。しかし、同サイトの「人口の現状」で消滅へ進んでおり、「再生への目安」のハードルがあまりに高いものであれば間違いなく消滅へのレールに乗っていることになります。

刻々と進む消滅への道を「見える化」することで、より身近に感じてもらうことと、「思いっきり遠くをみることで今すべき大切なこと、行ってはならないこと」を考えてもらう契機としたいためです。

人口には慣性があり、流れが変わるまでに数十年かかる場合が多いものです。ということは、今は過去の結果、未来の「因」を今の世代が積んでいるといえます。減ることは仕方ないとしても、未来世代への責任からも消滅へ向かう軌道からは脱しなければなりません。

(メモ)
同サイトで取り上げる地域は、何らかの理由で興味をもった地域を取り上げています。
取り上げてほしい地域があれば次のメールで一報ください。

(メール) g5102277●yahoo.co.jp
※「●」は「@」に変えてください。

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