「人口再生シミュレーション」ツールを配布します。まずは旧・市町村用。自分で行って改善アイデアを出してみて下さい!

By gkmyhn, 2022年2月6日

ゲーム感覚でやってみよう”人口再生”へのシミュレーション

自分達の地域の将来がかかっていることだから、推計を専門家だけに任せず誰もがゲームを行うようにできるツールを作ろう…と。例えば、車の免許が欲しいのは、構造や機能を知りたいのではなく、どこかへ行きたいからです。人口推計は、困るのも改善するのも自分達なのに、専門家の計算した通り、または考え方で進んでいますが、自分で行ってみると、少し景色が違ってみえます。しかし、ゲーム化はいつまでたってもできません。私には難しいようです。そこで、現時点のものを配布することにしました。

ツールのイメージは、5年後の人口を推計する計算表が1枚あり、それをエクセルのマクロを使って、必要年数分を繰り返すやり方です。それが右のgifアニメで、5年間分の様子と時間です。その年の必要な数値を呼び込みセットして、計算して記録し、それを基に5年後の人口を計算する様子はパタパタ写真のようでもあり、作業を一生懸命している過程がわかります。人口には慣性(の法則)があるので数十年は変わらない場合があります。少なくとも100年間はしてみてください。gifアニメの20倍位の時間は要します。   もちろん、現在の数値を100年間も使うのは無茶です。今のまま進むとどうなるか...という傾向と、その流れを変えるにはどうするかという視点から数値を入れて、まずは遊び感覚でシミュレーションしてみてください。

 最初は、佐渡の旧市町村分で必要な数値はセットしてあります。佐渡全体のものは、全国どの地域でも使えるようにしたうえで後に配布いたします。

 

ツールのダウンロード

今回配付するものは、困りごとと対応の現場ともいえる佐渡の旧市町村のものです。集落単位でも可能ですが、当たる当たらないでいえば誤差は大きくなります。後に事例を紹介したいと思っています。

次に保存してありますのでダウンロードして使用ください。方法と留意点も記載しておきました。

(資料その2 人口)

※佐渡のものも同サイトで後に配付いたします。

 

人口再生シミュレーション・ツール配付の契機

同じ現象でも見る人、診る人、目的がある人etcによって捉え方や伝え方が異なります。私自身、何市十年もしていると、考え方が固まっていることに気づきました。考え方は多様でよいと思いますが、基になる現象や数値について共通理解や認識を持つ方がよいと考えました。

ぜひ、ご自分でシミュレーションしてみて、その正確さや危うさと限界、人口という「山」が動き出すための規模と自分や世間が思っている活性化などの差異と改善、そして新たな切り口やアイデアを考えてもらう契機となればと思います。

(この項は、随時編集することがあります)

What do you think?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です